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2017.04.07 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

和賀大乗神楽 大乗の下@第17回慶昌寺公演

さて、気候も暖かくなり、いよいよ春めいてきました。

そんな最中ですが、今日からは3月26日に行われました、恒例の北上市煤孫に伝承される和賀大乗神楽の公演からのリポートとなります。
とりあえず、当日のスタート部分を。

神仏混淆の修験色を色濃く残す大乗神楽ですので、仏教寺院である慶昌寺で神楽を奉納するのはあまり違和感がないのですが、予備知識がないと「あれっ」と思うかもしれません。

ですが、大乗神楽は神仏混淆の修験者の神楽なのです。

という訳で、本殿内での上演に先立って、寺の山門付近で儀礼的な「大乗の下」です。



大乗の下とは、加茂の大明神で、本地は難勝佛に比定されている。
神降ろしや神上げの際に舞う儀礼的な舞で、神楽座の場を清めつつ無事に神楽が納めることを祈願する舞です。


S1120003.jpg

山門での大乗の下が終わると、一行が囃子にのりながら慶昌寺へと舞い込みます。

S1120008.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2017.04.07 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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