一関夫婦神楽 五條の橋@第47回岩手県南・宮城県北神楽大会
さて本日からは、昨日開催されました第47回岩手県南・宮城県北神楽大会のリポートとなります。
当日の審査結果は次のとおり、受賞された皆さん、おめでとうございました。
優 勝 赤谷神楽
準優勝 鶯沢神楽
3 位 嵯峨立神楽
努力賞 本郷神楽
奨励賞 狼ヶ志田神楽
個人賞
太鼓 佐藤正彦(嵯峨立神楽)
翁 森田 時雄(沢辺神楽)
荒形 高橋 正詞(鶯沢神楽)
女形 阿部 良(白浜神楽)
若人 菅原 千暖(鶯沢神楽)
といったところで、トップバッターは一関夫婦神楽さんです。
由来については定本から
「昭和五四年茂庭勉が世話人となり、小野寺寿夫妻、石川幸義夫妻等が中心となり、瑞山神楽の舞手であった小岩孝太郎の指導で厳美夫婦神楽を創設した。初代庭元茂庭勉である。」
とあります。厳美の隣近所の3組の夫婦6名が発起して旗揚げした神楽団体です。現在の代表は阿部明博さんです。
今日も胴を取っておられます。

演目は牛若丸と弁慶のお馴染みの話です。
武蔵の国の住人熊野の別当弁正が一子、武蔵坊弁慶が京の都で刀狩りです。

そこへ、源氏の御曹司牛若丸が鞍馬山で修行している身ながら、源氏再興を志して都街道を進み、五條の橋にさしかかります。

ここで二人の闘いとなるわけですが、牛若丸が弁慶の泣き所を責めて打ち負かします。

正体を打ち明かした牛若丸とともに、奥州平泉は藤原秀衡公のもとへと旅立ちます。

動画でどうぞ。
