大森神楽 岩戸開き@ 第27回衣川神楽まつり
さて、本日は朝から吹雪で真っ白になった国道4号線を走って隣の衣川区へと出かけました。
回を重ねること27回となる「ころもがわ神楽まつり」が今年もサンホテル衣川荘で賑々しく開催されましたので、その模様をリポートしていきます。
恒例により、最初は衣川の神楽四団体による寄せ太鼓の競演でした。
同じ衣川の神楽ですが、それぞれ趣の違いがある寄せ太鼓を楽しむことができるのはこの日だけです。
眼福ならぬ耳福です。
早速演目に入りますが、演目解説の都合で、この日のプログラム順とは違う紹介になりますのでご了承下さい。
最初は大森神楽さんの岩戸開きからいきます。
その前に大森神楽さんの由来について
「大森神楽は昭和45年7月、当時の衣川村立衣川小学校大森分校教諭の佐々木久雄(直木賞作家、三好京三)氏と当時衣川村の教育長で大原神楽の師匠、小坂盛雄氏が中心となり、分校の児童に神楽を伝授したのが始まりである。その後学校教育と関わりあいながら活動し、児童全員に踊り伝えられてきた。平成10年3月に大森分校が閉校になり、保存会としてスタートした」
とあります。現在の代表は佐藤吉訓さんです。
さて、岩戸開きです。
幕出し唄は
〽 センヤー 天のホー 岩戸を 押し開く センヤー
初めに天児屋根命が出て翁舞をしずしずと
〽 センヤー 天の岩戸を 押し開く センヤー
さて、次は神々が出てくるわけですが、この日の大森神楽さんでは天児屋根命以外は全て子どもたちによる神楽です。
建雷尊 中学校1年生です
手力男尊 小学5年生です
そして、めでたく天の岩戸が開いたことを寿ぎ、千代の御神楽となりますが、舞手が装束を改める間に胴取さんが撥車を披露していただきました。
岩戸崩しです。
子どもたちも完璧な舞です。
大拍手です。
動画でどうぞ。
