長清水山伏神楽 @ 藤根地区郷土芸能踊り初め会
さて本日からは、1月22日に行われた北上市藤根地区の郷土芸能踊り初め会についてのリポートです。
ここは、北上市と花巻市の境目にある地域で、旧和賀町の東端になります。
会場の藤根地区交流センターには沢山の地元の皆さんが集まり、今年1年の活動のスタートして賑やかに開催されました。
で、トップバッターは長清水山伏神楽保存会によります、神降ろし、下舞と権現舞です。
長清水山伏神楽の由来について
「弘化二年(1845)に旧滑田村の法印月光院から高橋弥惣治、高橋九助、高橋磯之助が伝授を受けた。
その後、二代目高橋周助以降代々引き継がれて今日に至る。」
ということです。大乗神楽系です。
最初に舞の場に神様をお迎えする神降ろしの奏楽が権現ざまを祀った祭壇に向けて荘重に奏されます。
伝授された演目は伝書などによれば「七ツ釜」「笹結び」「鐘巻」「蕨折」「岩戸開」などであったが、現在は神降ろし、下舞、権現舞のみ上演可能いうことです。
しかしながら、昨年2名の若手が加入し、「これから幕神楽も演じられるよう努力してまいります」ということなので、楽しみです。
動画でどうぞ。
