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2017.01.21 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

成田神楽 鶏舞 @成田神楽鑑賞会

さて本日は、北上市と花巻市の境目にある集落、成田に伝承される成田神楽の鑑賞会に行って参りましたので、そのリポートとなります。

ここ成田地区は、北上市といえど南接する飯豊川から北は花巻市というかんじです。
昔は一つの地域だったと思いますが、市町村の区割りがなされた時に成田地区は花巻と北上の境界に位置しているため、成田小学校は半分は花巻市民の子どもたちで、もう半分は北上市の子どもたちで構成されるという特殊な事情の学校もできるということになりました。

閑話休題

成田神楽の由来について

「早池峰岳神楽から旧八幡村(現花巻市石鳥谷町)に伝授されたのが元禄元年(1686)で、
その後文政6年(1823)に成田村上成田小原清三郎が習得したのが始まりとされる。
歴代師匠は初代小原佐太郎、二代伊藤藤八、三代小原孫之助、四代小原寅太郎、五代小原伝太郎、六代小原安美、七代小原重太郎、八代小原長蔵となっている」



で、鶏舞です。

この日の神楽鑑賞会は、子どもたちの練習の成果を発表する機会でもあるので、師匠始め大人たちは裏方に廻り、成田集落の皆さんに子どもたちの舞を披露するのが第一義の目的のようです。

IMG_9831.jpg


それにしても、神楽女子 うまいな~

IMG_9832.jpg

ちなみにこの日は成田神楽後援会総会も兼ねられていました。
つまり、神楽を地元の集落が支えていこうというものです。

ここ成田には、長根45戸、小在家28戸、八森21戸が加担しての共同体というわけです。
そういう紐帯に護られての神楽なのだと感心した次第です。

IMG_9838.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2017.01.21 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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