見前神楽 大岩戸・大天狗 @大国神社秋季例祭
さて、厳しい寒波が続いております中ですが、暑かった時の祭典の話題です、少しは温まるでしょうか。
ということで、盛岡市津志田鎮座の大国神社秋季例祭に奉納した見前神楽について書いていきます。
ここ大国神社は、文化7(1810)年盛岡藩主第36代南部利敬公が津志田の総鎮守として建立したという。
当時、この周辺は津軽町という名称で遊郭が多く大層賑やかだったということです
後年、遊女町がなくなってから村の鎮守として修験大法院の祭祀に属したということです。
祭神はもちろん大己貴命です。
国道4号線に面しているのでビデオには車両の音が入っています、ご了承ください。
さて、祭礼は9月8日が宵宮でさんさ踊り等が奉納されたようです。
翌9日は例大祭で、昼に神楽奉納、夜は漆原栄美子社中による民謡ショーです。
そして、見前神楽です。
由来等については明日記述することとします。
この日の奉納演目は大岩戸と三宝荒神でした。
こちらでは、大岩戸の中に大天狗舞・とりら舞・田力男舞・御神楽が組になって構成されています。
今回はその一つ一つを分けて書いていきます
幕出し
〽 神津なる すは高天原なれば 集まり給う四方の神々
大天狗=猿田彦が赤天狗面に白采を付け、大口袴に長鉾を持って出ます
能楽風ではありますが、修験の踏み足のような感じの所作もあり、不思議な感じです。
動画でどうぞ。
