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2017.01.13 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

赤谷神楽 屋島合戦 平成28年神納め

さて、本日は南部神楽伝承推進協議会の神納めから、赤谷神楽で 屋島合戦です。

その前に、赤谷神楽さんの由来について

「明治二六年、鈴木築吉が庭元となり岩手県西磐井郡花泉町、上油田神楽の佐藤和三郎師匠の指導により、橋向神楽を創設する。
昭和二六年、工藤文市が庭元となり内容の充実を図り、赤谷神楽と改称した。
初代庭元鈴木蕊吉、現在の庭元工藤貞夫は五代目である。」

ということなそうです。現在の代表は小野寺和夫さんです。



舞台は屋島合戦の激戦のさなか、大将同士の戦の場面です。

平家方の大将平教経は弓の名人と言われていました。

IMG_9165.jpg

迎え討つ源義経は降り来る矢を打ち払います。

IMG_9166.jpg

その様子を観ていた家来衆の佐藤兄弟が中に割って入りますが、兄継信は管矢を胸に受けて負傷します。

戦いすんで日が暮れて、義経が佐藤継信の姿を捜したけれどみあたらず。

継信の弟忠信に兄の消息を尋ねよと命じます


IMG_9168_201701132320082d2.jpg

日暮れの浜辺を弟忠信が兄の姿を探して歩きます、すると遠くで微かに呼ぶ声が。

IMG_9169.jpg

兄を探し当てたが瀕死の様子。
弟忠信に抱えられながら「主君義経公に会いたい」と思いを語ります。
二人は四国高松城へと道行きするのでした。

IMG_9184_201701132320113f6.jpg

動画でどうぞ。



テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2017.01.13 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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