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2017.01.29 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

白鳥神楽 御神楽 @ 前沢郷土芸能祭

今日は旧暦の正月2日でしたが、寒気が緩み、このまま暖かくなるとは思えませんが、間もなく節分です。
そういう中ですが、本日からは先週の日曜日に行われました前沢郷土芸能祭のリポートといきます。

最初に白鳥神楽保存会の御神楽からです。

その前に白鳥神楽さんの由来について定本から

「大正九年頃、当時白鳥地区に三つの神楽団体があり、初代神楽名は部落の名をとり塔ヶ崎神楽と称していた。この時指導を受けたのは衣川村川内神楽(三輪流山谷神楽系)であった。昭和初期二団体は解散した。
昭和四○年三輪流山谷神楽の流れをくむ衣川村川内の菅原清吉、菅原栄助並びに平泉戸河内の千葉喜一の三師匠の指導を受け、白鳥神楽と改称した。
初代庭元鈴木貞治郎、二代柏山金兵衛、三代鈴木新喜、現在の庭元鈴木貞雄は四代目である。」
現在の代表は岩渕拡美さんです。

とあります。

この日の胴取は岩渕拡美さん、鉦は鈴木茂美さんと鈴木国人さんです。



日本中どこでも同じだが、ここ前沢でも平成26年度に前沢区内7つの小学校が統合し、それぞれの地区にあった小学校が閉校となった。
それぞれの地区の小学校では地元の神楽等の郷土芸能を学校教育の一環としてとりあげ伝承活動を行ってきた。
そのことが、少なからず芸能伝承者を育成していく手段でもあった。
しかし、前沢区の旧小学校単位の自治会では、これをなんとしても継承させるために地域ぐるみで子どもたちに継承させる取り組みをしている。このことは、やがて大きく花開くことになろう。

IMG_0077.jpg

そのためにも郷土芸能の上演機会を増やしていくことが望まれる。
稽古ばかりしていてもモチベーションは上がらない。
行政の奮闘を期待するものです。


IMG_0078.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2017.01.29 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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