北下幅神楽 天之岩戸開き
さて本日は、大晦日に相応しく岩戸開きです。
北下幅神楽は瀬台野神楽系統ですが、胴取の太鼓の拍子と神歌に特徴があります。
特にネリの部分では能楽を思わせるような感じですが、もともと地元では謡曲を習うのが常でしたので、その影響もあるかと推量します。
幕上げ 〽 これ天之岩戸押し開いぐれよ 祓えさんよう
天児屋根命が出て一舞しますが、足次が法印神楽を彷彿とさせます
御神楽の由来を重厚なセリフ回しで唱えます
続いて天太玉命が出て千代の御神楽を舞います。
天の岩戸が僅かに開いた所で、手力雄命が岩戸を開けます。
〽 取っては投げた 天の岩戸を取っては投げた
表幕が開くと天照大御神と天宇受売命が現れます(会場 拍手!)
天宇受売命が天照大御神の前で御神楽を舞うのも特徴的です。
最後は面を外しての崩し舞で舞い納めます。
全演目が終わって、地元の皆さんに感謝の挨拶です。
これからのご活躍に期待しておりますよ!
動画でどうぞ。
それでは皆々様
来年も良い年になりますよう祈念いたします。
