平田虎舞 @第7回全国虎舞フェスティバル
さて本日は、第7回全国虎舞フェスティバルから大トリの平田虎舞です。
この虎舞の伝承地は釜石市の南方の平田(へいた)地区で、ここに鎮座する館山神社の祭礼に奉納されてきました。
詳しい由来書等はないが、、尾崎、錦町の流れということです。
ここ平田は、旧藩時代は南部・伊達の境で御番所があった地域です。
南部藩沿岸部に分布する虎舞もここ平田と、藩境を越えて隣接する伊達藩領内の唐丹、大石、吉浜が南限になっています。
平田地区も先の震災では館山神社の麓にある町並みや漁港が壊滅的な被害を受け、少し高台になっている旧釜石商業高等学校跡地に大きな仮設団地ができ、そこで平田地区の皆さんが生活している。
また、平田虎舞は、地区の岬に尾崎神社がある関係から、尾崎神社の秋季例祭 釜石祭りでも舞を奉納し、曳船も出します。
<写真は2003年の平田の曳船>
この日の虎舞フェスティバルは、大分寒さが厳しく最後になると人波も引いた感じになりましたが。
今年は釜石祭り行けないでしまったが、来年は魚市場の本格創業と、浜町界隈の復興も進むことと思われますので、綿津見祭りから見物にいきたいと思います。
動画でどうぞ。
