陸中弁天虎舞 @第7回全国虎舞フェスティバル
さて本日は、第7回全国虎舞フェスティバルから陸中弁天虎舞です。
由来について「大槌町の郷土芸能」から抜粋
昭和49年秋、郷土芸能の発展の気概に燃え、地元の若者十数人を集め、岡本大作氏(現、陸中弁天虎舞 宗家)によつて「赤浜虎舞」が結成されました。
昭和56年夏、井上ひさし氏が『吉里吉里人』を著し、吉里吉里善兵衛の歴史と虎舞の郷土芸能に光を当てることとなりました。
周年、独立の気概に燃える大槌「吉里吉里国」の若人達によつて、大槌湾の真中にぽっかりと浮かぶ島、蓬来島「ひよっこりひょうたん島」に祭られる弁天神社に、和藤内の大神宮のお礼と吉里吉里善兵衛ゆかりの品が納められ、これを機に、陸中弁天虎舞と改名することとなりました。
蓬来島で踊る虎舞は、岩場から大海原を背景にダイナミックで躍動感にあふれ、まさに勇壮であります。
現在は会員も百人を超え、全国にその名を知られ、陸中弁天虎舞、二代目酔虎会(会長阿部富二男)として地元をはじめ各地で活躍しております。
踊りの種類は、散らし(前奏曲)、矢車(遊び虎)、はね虎、笹喰み、がある。
宗家から継承して現在は四代目水滸会として赤浜八幡神社や大槌稲荷神社の祭礼に奉納している。
2011年3月11日の東日本大震災大津波により赤浜地区は住民960余人中、死者45人、行方不明者48人、計93人が犠牲となった。
弁天虎舞も殆どの道具を流失し、会員数名を失った。
現在は赤浜の町は嵩上げ工事が続いてるが、虎舞は支援を受けて復興している。
虎の肩乗りです
2013年9月に陸中弁天虎舞の新しい山車が遠野の宮大工さん制作で復活した。
旧赤浜小学校校庭を会場に「やっぺし赤浜まつり」でお披露目された。
弁天虎舞では山車の上に虎が乗って曲芸のように踊る場面がありますが、この日は太鼓の上に乗って踊りました。
動画でどうぞ。
