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2016.11.18 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

うぐいす沢神楽 山ノ神舞 @鹽竈神社例祭

さて本日は、8月9日に行われました駒形神社境内社である鹽竈神社の宵宮で奉納されたうぐいす沢神楽です。

鹽竈神社ってどこ?という方に説明しますと、ここは奥州市水沢区に鎮座する駒形神社です。

ですが、ここは明治以前は鹽竈神社で、後に金ヶ崎町から駒形神社が遷座してきたために境内社となったので、元々は鹽竈神社でした。
さらに遡ると、水沢市は合併以前は水沢町だったのですが、さらにその前は塩竈村でした。
その頃の鹽竈神社は、今の胆沢区境に近い石田団地の南側にあり、今でも田んぼの中に小さな御堂があります。



うぐいす沢神楽さんの由来について「瀬台野系神楽口唱歌誌」他から

「明治26年8月12日鎮座山神神社奉納神楽として創設された。その後第四代まで続いたが継続することが困難となり、昭和13年に神楽供養碑を建立して活動休止となる。
その背景には時代の趨勢で、舞台手踊や新派劇団の組織と戦争態勢になったため活動が困難になったということです。
昭和63年、地域民から復活の声が高まり川内神楽保存会3代目師匠の指導を得て復活したが、舞手が高齢化して演目も限られたものとなった。
平成8年に地域の若者を募り稽古をすすめ、平成12年に舞台披露の伝承式典を開催し、幕神楽を充実して今日に至る。
初代座元佐藤清三郎、二代佐藤清左衛門、三代佐藤清次郎、四代今野武之進」
ということで、現在の代表者は佐藤満雄さんです。

IMG_5494.jpg

幕出しから始まります。

IMG_5479.jpg

扇でのネリです。

IMG_5481.jpg

双刀での祓いの舞です。

IMG_5490.jpg


動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2016.11.18 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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