只越虎舞 @第7回全国虎舞フェスティバル
さて本日からは、昨日釜石市シープラザ遊で開催された第7回全国虎舞フェスティバルの模様をリポートします。
このイベントは2010年が寅年だったことで、干支に因んで虎舞を集めて釜石の虎舞を全国に発信しようということで釜石市民文化会館で開催されたことに始まる。
震災を乗り越えて第7回目が開催されたことに敬意を表しつつ、改めて虎舞は釜石の象徴であることを実感した1日だった。
シープラザ遊のテント内にギッシリと詰めかけた虎舞ファンの熱気が何よりも物語っている。
この日の出演は、県外からが
甲州台ヶ原宿 虎頭の舞(山梨県北杜市)
平磯芸能保存会(宮城県気仙沼市)
左比代虎舞(青森県八戸市)
県内からが
かまいしこども園(釜石市)
只越虎舞(釜石市)
尾崎青友会(釜石市)
鵜住居青年会(釜石市)
箱崎虎舞保存会(釜石市)
白浜虎舞好友会(釜石市)
錦町青年会(釜石市)
平田青虎会(釜石市)
陸中弁天虎舞(大槌町)
ということで、只越虎舞からといきます。(かまいしこども園は割愛させていただきます)
只越虎舞は昭和20年代に坂本軍治氏の呼びかけで錦町虎舞の分家として始まりまった。
新日鉄野球部が都市対抗野球大会に出る際に応援団として出ることを錦町に相談したが「虎舞は神聖なもので見世物でない。」と断られたが昭和29年に後楽園球場で舞い名声を得たということだ。
毎年釜石祭りに出演することともに、新日鉄の山神社の宵宮に年行司露払いとして奉納をする習わしになっている。
拙ブログ参照 ⇒ 只越虎舞 山神社宵宮祭
只越虎舞では白虎があることが特長です。
陰陽道では白虎は西に位置して大道を司るということです。虎は千里行って千里帰るということでしょうか。
動画でどうぞ。
