飯豊神楽 木曾舞 全国神楽大会ハヤチネ2016
さて本日は、全国神楽大会ハヤチネ2016から遠野市土渕町の飯豊神楽で木曾舞です。
その前に飯豊神楽さんの由来について
遠野市上組町駒形神社神楽である八幡神楽の系統である。元は地区内の熊野神社の奉納神楽であったが焼失した伝書には文政四年の記録があったという。
遠野八幡宮には昭和29年に奉納、その後は中断したが、昭和43年から市内各神社への奉納を行っている。
また、過去には大槌方面にも門打ちに出かけたということだ。
ということです。現在の代表者は菊池福志さんです。
飯豊神楽は、遠野の数ある神楽の中でも遠野山伏系統であり、飯豊神楽はこの系統では最多の演目を伝承しているということです。
飯豊神楽は、昭和29年に一時中断し、43年に青年会有志により復活したが、この時女性の舞手が許され今日にいたる。
それ故、飯豊神楽の木曾舞は直面で文字通り美人三姉妹(巴御前、山吹、葵)の舞曲に仕上がっているという次第。
夫木曽義仲の敗死により、姉妹ともども敗走していく道すがら、妹達が命を落とし行方知らずとなったことから、巴御前が旅の僧に供養を頼みます。
勇壮な女武者として語られる巴御前も最後は行方知らずとなる。
そして、最後は舞手全員で独特の所作舞になります。
動画でどうぞ。
