若宮八幡神社太々神楽 「鉾舞」「剣舞」
さて本日は、山形県東根市の若宮八幡神社太々神楽から鉾舞と劔舞です。
昨日の奉幣舞から始まりこの鉾舞と劔舞の三番を祈祷色の強い神舞とし、四番目以降は所作舞としているようです。
鉾舞は、猿田彦神が鉾を持って国土の生成と開発を表す舞であるとしている。
鳥兜に天狗を思わす赤い鼻高面を被り、長い1本の鉾を持って舞う。
鉾で地面を突き刺す所作を演じ、そのあと鉾で舞台を平らにならす所作も行う。
その直後に高く飛び跳ねて、着地と同時にこぶしを振りかざして力強く舞台を足踏み鳴らしながら動き回る。
鉾を突き刺したり高く跳躍するなど、力強く勇壮な舞となっている。
次に劔舞
これは大久米命の舞としている。神武東征の際に武神として戦功をたてた神である。
とはいうものの、三番目に位置づけられた舞であるからなのか、黒尉面をつけている。
右手に鈴を持ち、左手には剣を採って舞い、四方を薙ぎ払いながら小走りに突入をはかっては戻ることを繰り返す。
動画でどうぞ。
鉾舞
劔舞
