塩竈神楽 親子獅子舞@第69回塩竈みなと祭
今日は新暦の八朔。
8月に入り、盛岡ではさんさ踊りが始まり夏祭りシーズン突入といった感じです。
さて、本日は塩竈神楽さんの親子獅子舞です。
塩竈神楽では、三種の獅子舞があり、滑稽獅子舞、親子獅子舞、荒獅子舞であるということ。
それぞれにストーリーがある所作事となっている。
親子獅子舞は関東近辺ではよくある演目らしいですが、北東北では珍しいのではないでしょうか。
演目の内容は、笛が江戸の子守唄(ねんねんころりよ おころりよ~)を奏する中で親子獅子が出て一舞します。
そこへ、鬼が悪戯をしに出てきて親子獅子を悩ませます。
困っているところへ鍾馗が出て親子獅子の願いを聞き鬼退治をします。
鬼を退治した鍾馗は、鬼の采と面を取って正に「鬼の首を取った」ことを示し、それを親子獅子に渡して退場します。
この演目が塩竈神楽に伝承されていることは非常に興味深いことです。
動画でどうぞ。
