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2016.07.21 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

白浜神楽 彦炎出見命@第39回みちのく神楽大会

さて本日は、第39回みちのく神楽大会から白浜神楽さんで彦炎出見命です。

その前に、白浜神楽さんの由来について定本より

「昭和45年1月、栗原善三が庭元となり、宮城県栗原郡栗駒町、栗駒神楽佐藤佐吉師匠と花泉町大門神楽の菅原誠師匠の指導のもとに、白浜神楽を創設した。
初代庭元栗原善三で現在に至っている。」
とありますが、現在の代表は千葉良夫さんです。



さて、演目は海幸山幸の物語です。
以前に白浜神楽さんではこの演目を「釣り弓神話」として上演しました。
この演目で重要なのは冒頭の「タイジョウ舞」だとしています。

ネリの神楽唄は 〽 ハイ羽黒山 ハイ天皇(すめらみこと)よー

彦炎出見命は、兄火遠理命から釣り竿を借りて海に出て魚釣りをしようとします

DSC08373.jpg

しかしながら、なれない釣りのため一向に釣れないどころか、大事な釣り針を魚に取られてしまいます。

DSC08376.jpg

兄に報告し、代わりに自らの十束の剣を砕いて千本の針を差し出すも、元の釣り針を返せの一点張りです。

DSC08383.jpg

困り果てた彦炎見命が、魚を訪ねようと浜辺を歩いていると、塩土翁が現れ、竜宮城へ参られよと助言します。
かくて彦火火出見命は
〽 おう有り難や しかれば教えにまかせ竜宮城へと急ぐなり
と、道行となります。

DSC08387.jpg

動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2016.07.21 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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