中野神楽 屋島合戦 @第29回あやめ祭り神楽大会
さて本日は、第29回あやめ祭り神楽大会から中野神楽さんで屋島合戦です。
上演は4~5年ぶりとのことです。
その前に中野神楽さんの由来について定本より
「明治5年、佐竹幸吉が庭元となり岩手県西磐井郡厳美村、三輪流山谷神楽の師匠を招き指導を受け、中野神楽を創設した。
二代、三代とも山谷神楽の師匠の指導を受けた。」
とあります。
現在の代表は六代目の佐竹正義さんです。
演目は屋島合戦から、義経主従と能登守教経勢が激戦を繰り広げる場面です。
平家方を屋島の浦に追い詰めた義経公
そこで、平家一門の猛将で王城一の強弓精兵と言われた能登守教経と一騎打ちとなります。
そこへ義経公の忠臣佐藤三郎兵衛継信が割って入り、義経公の楯となって戦います。
能登守教経の小姓菊王丸が管矢を差し出します。
能登守教経が一の矢、二の矢そして管矢を放ったところで矢は継信の胸板を射抜き、継信は戦線離脱していきます。
それを見ていた弟忠信が馳せ参じて菊王丸を討ち取ります。
しかしながら、継信の姿が見えないことに気づいた義経公は、弟忠信に継信を捜しにいくよう命じます。
動画でどうぞ。
