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2016.07.01 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

牧澤神楽「天の岩戸入り」「宝剣納め」@第32回江刺神楽大会

さて本日は、第32回江刺神楽大会からゲスト出演の牧澤神楽さんです。

牧澤神楽さんの由来については定本から

「明治四二年秋、牧沢部落にある八幡神社の秋季例祭に、西磐井郡山目村赤荻笹谷神楽を奉納した。
この神楽のすばらしさにひかれ部落の八幡神社の奉納神楽を組織しようと相談した。
阿部繁雄他八人が世話人となり、西磐井郡金沢村、飯倉神楽より菅原貞四郎、菅原惺、高橋衛、岩渕惣之進等の師匠を招いて神楽の指導を受け、牧沢神楽を創設した。
初代庭元阿部繁雄、二代阿部繁美、三代阿部繁行である。」

とありますが、現代の代表者は阿部繁行さんです。



8歳の日読尊と5歳の猿田彦尊の舞です。
今日も会場からは暖かな声援と拍手が沢山。

DSC08126.jpg

天の岩戸に向かう日読尊と月読尊の前に猿田彦尊が出迎えて問答をする場面では、月読尊が猿田彦尊に向かって「そこもとは年老いた神と見受けるが、何歳になりやのう」というセリフで会場内は大爆笑とともに大声援です。
これからも楽しみな2人です。

DSC08127.jpg


さて次は、宝剣納めです。
八岐大蛇から取り出した天叢雲剣を熱田神宮へと納めに参ります。
「力み」が見せ場の荒舞です。

DSC08217.jpg


磐長姫です。山の端舞で幕出しです。
鈴御神楽がいいですね。双扇の舞も組まれています。

DSC08229_20160702063811f3c.jpg

そして岩長姫変化による盗み取りです。

DSC08246.jpg

動画でどうぞ。



テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2016.07.01 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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