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2016.06.29 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

佐野向神楽 五色舞 平成28年6月26日 第32回江刺神楽大会

さて本日は、江刺神楽大会から佐野向神楽さんで、鳥舞と五色舞についてです。

その前に佐野向神楽さんの由来について「江刺の芸能」から

「嘉永6年和賀郡十二鏑村土沢神楽から高橋覚治、小山専太郎ほか数名の先生を招き、佐野向大城田庭元及川善助他9名tが伝授されたのが始まりで、以来130年を経ている。
昭和50年佐野向神楽保存会が発足し51年1月第十代目7名、52年第11代目11名が稽古を始めている。54年1月には部落小中学生がシガク舞、下舞を習得して春分の日に全戸を廻り披露するなどしている。」

佐野向神楽は土沢神楽の唯一の弟子神楽としてあるそうです、
保持する演目も式六番の他に神舞表裏14、座舞9、狂言舞6(忠臣蔵、お地曽、二人羽織、魚釣、お嫁入り、金山)ほどを数えておりますとのことです。

現在の代表を及川富治さんです。



鳥舞です。
大償流ということなのですがむしろ古態を残している感じです。
秋田の番楽もしくは遠野山伏神楽に近いです。


DSC08002.jpg

五色舞です。
本当は御敷舞で、音読みが転化しての五色舞だと思いますが、当日プログラムの解説に、「神物を持って東西南北の四方、三方を拝して舞う祈祷舞」とあります。成程、陰陽五行の観念を込めた舞だとすると五色舞でもいいのだと得心した。

DSC08191.jpg


動画でどうぞ。




テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2016.06.29 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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