銚子はね太鼓 @ 日本の祭りinあきた2015
さて本日は、日本の祭りinあきた2015から千葉県銚子市のはね太鼓です。
太鼓系の芸能については余り当ブログでは紹介する機会がないのですが、この銚子市のはね太鼓は別物です。
とにかく観るものを圧倒するパフォーマンスと信仰心です。
由来については銚子跳ね太鼓のHPより
「江戸末期の元治元年(1864年)、銚子の町は未曽有のイワシの豊漁に沸き返りました。
人々はこれを祝い、海神への感謝を表す祭りを催しました。
そこで、祭りを盛り上げる太鼓囃子を持ち合わせなかった人々は、漁師の祭りに相応しい、勇壮な太鼓踊りを考え出します。
それは、太鼓を2人の打ち手が担ぎ上げ首とあばらで支え、打っては跳ね、跳ねては回り、太鼓もろとも宙に舞う、何とも荒々しい太鼓踊り。
これが、現在も銚子の川口神社で行われている「大潮祭り」で、神輿を先導する役割を担った、“銚子はね太鼓”の始まりとされています。
一度空襲で焼け野原になった銚子の町は、戦後の復興とともに本来の祭り好きな気質を取り戻し始めます。
もともと大潮祭りでしか演奏されなかったはね太鼓の流派も、この頃に続々と増え、その風潮のなかで結成されたのが、「銚子はね太鼓保存会」です。
「銚子はね太鼓保存会」は、漁師町ならではの郷土芸能であるはね太鼓を、銚子市外へ積極的にアピールしたり、また後進の育成に努めたりと、熱心な普及活動を行っています。
さらにははね太鼓の新たな奏法を編み出したりと創作にも力を入れており、その力強い音楽パフォーマンスは国内はおろか海外においても熱狂的人気を博しています。」
ということです。
特に、このはね太鼓の圧巻は太鼓の打ち手が飛び跳ね、或いは地面に相手方を組み伏せながら太鼓を打ち据えるパフォーマンスの破天荒な演出にあると思う。
ともあれ、中々訪れる機会は少ないと思うが、港町銚子のカッコイイ祭りを見に行きたいと思うのである。
動画でどうぞ。
