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2016.04.11 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

大出早池峰神楽 鶏舞@鱒沢神楽初舞

さて本日は、鱒沢神楽初舞から大出早池峰神楽で鶏舞(御神楽)です。

大出早池峰神楽の由来について、

大出早池峰神楽は伝承が古く、早池峰山麓の附馬牛町大出にある妙泉寺の鎮守社である新山宮に大同年間から神楽が行われていたとも言われています。
また、明治10年に一生を妙泉寺の寺男として過ごして90歳で亡くなった佐々木萬蔵が「神楽は法印が京都から伝えたもので、出羽三山に伝わった当時に大出にも伝わった」と記しています。
大出神楽を中心としたものを神人神楽と称し、他の遠野郷の里山伏が伝えたものを山伏神楽と呼んで分けているが、これは長い変遷の中で本山派と当山派の競い合いから生じてきたものとも言われています。
かつては表裏式舞とその他の舞、狂言など55番以上もあったが、現在は32番を伝承するということのようです。



さて、鶏舞です。

幕出し唄は 〽 御神楽は、岩戸の前の神遊び 天照る神は 光さしける 

この日の大出早池峰神楽の鶏舞は、ファミリー神楽とでも表現すればよいか、親子三代四代にも渡る伝承を垣間見た感じがします。
雄鶏と

IMG_2232.jpg

雌鳥、目庇の剣九曜が格好いいです。

IMG_224811.jpg

そして、その子 座敷わらしではありません。
もう既に「栴檀は双葉より芳し」といった感じです。後方では有名人が見守っています。

IMG_2244_20160411204148d73.jpg

〽 この御神楽は 由来あるもの 由来あるもの     で舞い納めます

それにしても、この大出早池峰神楽の太鼓(しかぶり?)を聞いていると獅子踊りの太鼓に聞こえてくるのは私の錯覚だろうか。

IMG_2246.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2016.04.11 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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