小猪岡豊年田植踊り 朝はかの奴 他@第31回一関民俗芸能祭
さて本日は、第31回一関民俗芸能祭から小猪岡豊年田植踊りです。
由来は、天正年間に葛西家所領となった頃、猪岡村の大肝入である槻山権十郎翁が、五穀豊穣・作祭りのために部落の若衆に伝授したのが始まりとされているということです。
この日の演目は、朝はかの奴、義経の奴、仙台田植、夕暮れとなっています。
進行役の弥十郎が、口上を述べて次に踊る曲目を告げます
踊り手の構成は、早乙女4人と奴5人です。
早乙女の意匠の裾には高砂が描かれ、奴の長袢纏には神功皇后と武内宿禰が描かれています。
と、踊りが進行する内に舞台の袖から才蔵という道化役が舞出てきます。
両手に小さな手平鉦を持ち、叩いて囃しながら早乙女の列の間に入って軽妙に踊ります。
動画でどうぞ。
