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2016.03.15 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

牧澤神楽 天の岩戸入り@第31回一関民俗芸能祭

さて本日は、第31回一関民俗芸能祭から牧澤神楽さんで「天の岩戸入り」です。なんと4歳と8歳の神楽師デビューです!

その前に、牧澤神楽さんの由来について定本より

「明治42年秋、牧沢部落にある八幡神社の秋季例祭に、西磐井郡山目村赤荻笹谷神楽を奉納した。
この神楽のすばらしさにひかれ部落の八幡神社の奉納神楽を組織しようと相談した。
阿部繁雄他八人が世話人となり、西磐井郡金沢村、飯倉神楽より菅原貞四郎、菅原惺、高橋衛、岩渕惣之進等の師匠を招いて神楽の指導を受け、牧沢神楽を創設した。
初代庭元阿部繁雄、二代阿部繁美、三代阿部繁行である。」

とありますが、昭和末期に中断した。その後真滝中学校で鶏舞を指導された子供たちが成長し平成14年に再結成した、現代の代表者は阿部繁行さんです。



さて、この日はその阿部会長さんの2人のお孫さん達が舞手でデビューです。
それまでも、鉦摺りで舞台に出ていたのですが、家族が舞う姿を見て自分も踊ってみたいと志願したそうです。DNAが呼び覚ますとでもいうのでしょうか。

こちらは8歳の日読尊

DSC06890_20160315194824b01.jpg

こちらは4歳の女の子の猿田彦尊、コワも堂々としています。天賦の才といえます。

DSC06902_20160315194825a56.jpg

天の岩戸に向かう日読尊と月読尊の前に猿田彦尊が出迎えて問答をする場面です、月読尊が猿田彦尊に向かって「そこもとは年老いた神と見受けるが、何歳になりやのう」というセリフで会場内は大爆笑とともに大声援です。おヒネりも沢山あがりました。

これからも楽しみな2人です。

DSC06906.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2016.03.15 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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