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2016.03.02 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

沼崎神楽 御所の五郎丸陣屋巡り@第37回志波姫神楽鑑賞会

さて本日は第37回志波姫神楽鑑賞会から沼崎神楽さんの御所の五郎丸陣屋巡りについてです。

その前に沼崎神楽さんの由来について

「明治中期、佐藤新蔵、及川喜吉が世話人となり、岩手県南から神楽の師匠を招き指導を受け、沼崎神楽を創設したと聞く。
大正初期、三浦長左エ門、高橋丈太夫、三浦忠佐等が中心になり、一ノ谷の合戦、大蛇退治が有名になり県内外まで出演した。
戦後一時中断したが、再度新妻寿等の有志により復活し現在に至る。初代庭元佐藤新蔵、現在の庭元田代勉は五代目である。」

ということです。

胴取りは佐藤泰徳さんです。



建久四年(1193年)、源頼朝が催す富士の巻狩に実父・河津三郎の仇、工藤祐経も来ることを知り、曽我十郎祐成、五郎時致の兄弟は仇討ちを決意します。

IMG_2402.jpg

陣屋は折り悪く雨激しく、警戒も一段と巖しさを増し「一の木戸」「二の木戸」は無事に通り超えたが、「三の木戸」は祐経の重臣と宮形八郎重房が警固しています。

IMG_2409.jpg

宮形八郎重房の厳しい改めで通れず、難渋するが御所の五郎丸の伴廻りに混じって無事に「三の本戸」を通り越えます。

IMG_2410.jpg


最期に小大名幕の紋所を五郎丸殿に教えられる名場面です。

IMG_2413.jpg

晴れて、工藤祐経の陣屋に討ち入りに行きます。

IMG_2416.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2016.03.02 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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