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2016.03.31 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

和賀大乗神楽 三番叟@第16回慶昌寺公演

さて本日は、第16回慶昌寺公演から三番叟です。

舞手は高校生の鈴木智大さんです。

幕入り歌は 
〽 上をみたれば加茂や桂川 下をみたれば濃美川 中をみたれば愛染川とて流れける さればあだのやをさえおさえに大淀小淀

歌の途中から後ずさりに三番叟が出てきます。




大乗神楽では、翁舞として位置づけられていてる。
翁は、人々が末永く無事で長生きできる事を神歌にのって四方を踏み固め、邪悪を浄化させる舞いということだ。

IMG_2775.jpg

舞手が若いだけに非常にキレのある三番叟を見ることができた。
昔はこの三番叟の舞が終わると観客が飛び入りで「真似さんば」を戯れに踊って喝采を浴びたということだ。
大乗神楽は祈祷舞が多いわけだが、このように肩の力を落として鑑賞できる演目が入ることによってまた神楽鑑賞が多彩に楽しめるのではないか。狂言もまたしかり。

IMG_2779.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2016.03.31 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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