遠山田植踊り@第54回紫波町郷土芸能祭
本日は、第54回紫波町郷土芸能祭から遠山田植踊についてです。
遠山田植踊は、佐比内金山で働いていた人々によって伝えられたという石鳥谷町新堀から伝承を受けたことに由来する。
明治中頃まで代々青麻神社の別当家が庭元であったと伝えられているが、以来中断したこともあったが同門であった大巻の田植え踊り師匠として昭和40年以降に復活したといいます。
囃子方の構成は太鼓が2人、笛が3人、手平鉦2人。
踊り手は中踊りの子どもが7人、女装成年の早乙女が2人。一八と嬶の2人もつくがこの日は都合で出演なし。
花巻から盛岡周辺の田植踊にはつきものの花笠を被った早乙女が特徴的である。
この日は高校生が演じていたが、頭を激しく振るので大変な踊りだということだ。
この田植え踊りは、正月に豊作の予祝芸能として門付けされたもので、演目は前口上に続き三番叟、仲踊り、早乙女踊り、早苗振り支度、水見狂言、馬口上、ご検分、しろ洗い、稲刈り、長口上等がある。
動画でどうぞ。
