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2016.01.28 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

白鳥神楽 岩戸入り@前沢郷土芸能祭

さて本日は、前沢郷土芸能祭から白鳥神楽さんの岩戸入りです。

その前に白鳥神楽さんの由来について定本から

「大正九年頃、当時白鳥地区に三つの神楽団体があり、初代神楽名は部落の名をとり塔ヶ崎神楽と称していた。この時指導を受けたのは衣川村川内神楽(三輪流山谷神楽系)であった。昭和初期二団体は解散した。
昭和四○年三輪流山谷神楽の流れをくむ衣川村川内の菅原清吉、菅原栄助並びに平泉戸河内の千葉喜一の三師匠の指導を受け、白鳥神楽と改称した。
初代庭元鈴木貞治郎、二代柏山金兵衛、三代鈴木新喜、現在の庭元鈴木貞雄は四代目である。」

とありますが、現在の代表者は岩渕拡美さんです。

この日の胴取は岩渕拡美さん、鉦は鈴木茂美さんと鈴木国人さんです。



演目の岩戸入は月読命と天照皇大神が天の岩戸に行こうとして探していると猿田彦の神に会い、道案内を尋ねるという話です。

月読命です。 手甲と袖口の玉飾りが印象的です。

IMG_1422.jpg

日読尊 天照大神です。


IMG_1432.jpg

赤の荒方面をつけた猿田彦神です。


IMG_1431.jpg

月読命  「そこもとにおわす御神は、見れば老体の神と見受けしが、年はいくつにござ候よう」
猿田彦神 「應 年を重ねること19万8千歳にてござ候!」


という訳で、岐の神=猿田彦神の導きによって、天照大神が岩戸入りするのでした。

最後は、千代の御神楽で舞い納めます。

IMG_1425.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2016.01.28 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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