浅部法印神楽 村雲@登米市内法印神楽実演会
さて、本日は浅部法印神楽さんの村雲についてです。
この叢雲はいわゆる八岐大蛇退治の物語で、邑雲とも群雲とも書きます。
「御神楽舞手続」では二十二番に位置づけられています。
初手には老夫婦のうちの手名椎がいでます。
続いて媼の足名椎が出ます
そして、老夫婦の娘で、大蛇の生け贄にならんとする稲田姫命が出ます。
そこへ、素戔嗚尊が出て老夫婦に語りかけます。
手名椎足名椎は、大蛇の害により娘を差し出さねばならない経緯を述べます。
さて、そこへ稲田姫を狙う八岐大蛇が出てきます。
全身に衣を裏返した赤い衣を纏い、両腰には笹竹の尾を付けて大蛇の様を演出しています。
素戔嗚尊が稲田姫を守ろうとして篭もらせた岩屋に八岐大蛇が襲いかかります。
稲田姫は観音経を唱えて守ろうとします。
そこへ素戔嗚尊が出て、大蛇を滅します。
最後に素戔嗚尊は、悪鬼の首を取り凱旋します。
動画でどうぞ。
