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2016.01.21 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

上沼法印神楽 神寶@登米市内法印神楽実演会

さて、本日は上沼加茂流法印神楽さんの「神寶」についてです。

この演目は、上沼法印神楽の十七番目の演目で、別名を「十種荘(とくさかざり)」という。「宮中に祀ってある十種の霊宝と呼ばれる宝物に悪神が群がり来て宝物を奪い取ろうとするするので、高皇産霊尊が天穂日命に命じて悪神を追い払う」という物語です。


これは、三宝に載せられた「霊寶」




高皇産霊尊が神寶を納める。

IMG_1049.jpg

高皇産霊尊が姿を消したのを見て、二人の悪鬼が霊寶を取ろうとするが、畏れおおくて手が出ずにいます

IMG_1058.jpg

そこで、高皇産霊尊の呼びかけに応じて、悪鬼退治のために天穂日命が現れます。
「それ神勅を承りし、天穂日命とは我が事なり。諸々の悪神来たりて妨げをなす。これより退治せんこと暫時のうちなるべし」

IMG_1075.jpg

悪鬼を平定し、無事に神寶を取り戻して幕入りとなる。

IMG_1082.jpg

動画でどうぞ。


テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2016.01.21 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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