胡四王神楽 三番叟舞@花巻神社例祭
さて、早いもので今年ももう七草となりました。暖冬の日が続いておりますが、この後が恐ろしいですがね。
という訳ですが、花巻神社例大祭神楽奉納から本日は三番叟舞です。
幕上に扇と鈴木がかかり幕山しです
〽 吉が野に 吉が野に 日は照とも 常にたえせぬ なる瀧の水
両脇の介添えとともに幕を揺らして足を踏み そして三番叟ひとりが後ろ向きに舞い出る
ひとしきりネリの舞が続き 次に三番叟が自らのことを語る詞章となります
本田安次著「山伏神楽・番楽」の中では、翁舞と三番叟(三番猿楽)は一つの演目で、この三番叟の詞章は、先に舞った翁の沙門語りであったのではないかということです。
すなわち、翁と三番叟自らについて言立て、さらに目出度い詞を並べ立てて祝うという内容になっているということだ。
最後は手招きの様をし、幕入りとなる。
という本日の目出度い舞でございました。
動画でどうぞ。
