小田代こども神楽 御神楽@えさし藤原の郷正月公演
さて本日は、1月2日にえさし藤原の郷正月公演で上演されました、小田代こども神楽で御神楽です。
という訳ですが、その神楽上演まで少し時間があったので、隣にある「えさし郷土文化館」で開催中の企画展「神と仏と人々と-御札など民間信仰を中心に-」を見に行きました。
民衆が祈りを捧げる神仏像や護符関連の物がたくさん展示されていました。しかもそれらは、奥州市内に現存する物です。
どこぞの県で作成したカレンダーに七曜が入っていた事に対して科学的ではないことに公費を使うのはいかがなものかということで、そのカレンダー全てを回収したということだが、科学的ではないことを排除したならば日本人の心の拠り所や生活はなりたたないのではと思う。この展示は1月31日まで開催されているようです。⇒http://www.esashi-iwate.gr.jp/bunka/event/2015/11/kamitohotoke/index.html
閑話休題!
さて、小田代神楽さんの由来については定本より
「明治二八年一○月、部落の氏神五十瀬神社に神楽を奉納するため、氏子総代の植田喜作が庭元となり、羽田の鴬沢神楽から師匠を招き指導を受け、小田代神楽を創設した。
初代庭元植田喜作、二代及川春治、三代及川情四郎、四代~五代及川篤男である。」
現在の代表は及川章さんです
この日は、御神楽上演に先立ち、代表さんが年頭の挨拶を述べておられました。
小田代神楽さんでは、こども神楽の育成も重点的に取り組んでおられて、子供たちが常に興味をもって神楽に接することができるようにと様々な工夫を凝らしています。
その成果とも思えますが、この日は子ども神楽10名が、日頃の稽古の成果を発揮しました。、
小田代神楽さんでは御神楽を修することに、こどもといえども大人と同じ所作での御神楽を指導しているということです。
これは、本当に重要な事です。子どもだからといって省略した舞をx習得させると、後に成長した際に却って障碍になると思います。
子供たちに教えるには、そこまでできない悔しさみたいなものを体感させつつ子ども御神楽という到達点を与えるという設定は非常に理にかなっていると。
そしてさらに、1月9日日には奥州市のこども芸術発表会に小田代こども神楽さんが出演する予定ですが、この日に御神楽を舞った中からさらに5人に絞って出演ということです。
さて、誰がレギュラーの座を得ることができるでしょうか ・・・ って、これはある意味贅沢な悩みかもしれませんね。
動画でどうぞ。
