和田神楽 葛の葉子別れ<口書き> @小田代神楽第六代相伝式
さて本日は、小田代神楽さんの120周年記念上演から、特別出演の和田神楽さんで、葛の葉子別れです。
和田神楽さんの由来については定本より
「昭和七年、江刺郡田原村小田代、川内神楽の師匠菊地庄右エ門師匠他六名の師匠の指導にて、和田神楽を創設した。
二代庭元及川弘二、三代及川喜三郎、四代菊地輝雄、五代菅原真悦、佐藤卯三郎は六代目である。
昭和五六年、和田神楽創立五○周年記念式典を行っている。」
とありますが、現在の代表は佐藤隆司さんです。そして、和田神楽は小川原流和田神楽と称していますが、この小川原流というのは元になった瀬台野神楽の明治初年代の神楽師匠である小河原房松からとったものという。
そして、今回の小田代神楽第六代相伝にあたり、その指導にあたった師匠神楽でもあります。
葛の葉姫が童子丸を抱いて舞出る場面、ベテランの舞手による熟達した舞です。
この日の葛の葉書き置きは、何と最初から最後まで筆を口に挟んでの口書きでした。
恋しくば 尋ね来てみよ 和泉成 信田森乃 うらみ葛の葉
達筆です!
安倍保名が童子丸と書き置きを見つけて、信田が森へと急ぎます
動画でどうぞ。
