北下幅神楽 五代領@小田代神楽創始120周年記念式
さて本日は、北下幅神楽さんの五代領についてです。
北下幅神楽さんの由来については定本より
「明治初年、千葉源五郎外七人の仲間が、水沢市旧満倉上葉場村、高山稲荷神社の上葉場神楽に弟子入りし神楽を習得した。
明治二年の修験道廃止により神楽団も解散したため、北下幅村の仲間で、北下幅神楽を創設した。
また自ら庭元となり、多くの弟子を養成するとともに、西磐井郡平泉町達谷神楽、水沢市真城瀬台野神楽との交流を深め
数多くの演目を習得した。
初代庭元千葉源五郎、二代千田伊四蔵、三代千葉源五郎、四代小野寺彦助、五代千田竹松、六代千葉庄太郎、七代千葉運蔵、現在の庭元千葉源一は八代目である。
昭和三六年三月、水沢市無形文化財の指定を受けている。
なお他村に伝授した箇所は、明治二五年佐野神楽、福原神楽、明治三○年鴬沢神楽、明治三五年鵜の木神楽、南部岩崎神楽、大正10年番匠神楽、大正14年百岡毘沙門神楽等である。」
とあります。現在の代表は千葉新太郎さんです。
演目の五代領は、一年を四季に分け、それぞれの神に分け与えた後に出てきた八十万玉命が自分にも領分を分け与え給えと主張します。
しdかし、春夏秋冬を守る神々の誰にも分けてもらえず争いになります。
そこへ、騒ぎを聞きつけた天御中主大神が現れて仲裁し、四季90日からそれぞれ18日ずつを土用と定めて八十万玉命に分け与えました。
争いがめでたく収まったところで千代の御神楽、崩し舞となります。
動画でどうぞ。
