小田代神楽 山之神舞@創始120周年記念式
さて本日は、小田代神楽さんの山之神舞についてです。
当日は強風と雨のため、この演目から室内での上演となりました。
小田代コミュニティーの中は既に祝賀会の準備ができていましたが、急遽神楽上演会場に変更です。
さて、山之神舞です。
瀬台野流での式舞は次のとおりです。
表式六舞 御神楽舞 山之神舞 三葉舞 八幡舞 道引舞 岩戸開舞
裏式六舞 鳥舞 宮鎮舞 荒調子舞 地割舞 五代領舞 本岩戸開舞
山之神舞は、式舞の中でも最も激しい変化の多い舞いで、火難、剣難を祓い、そして春夏秋冬の方角と中央の五行を踏むため祈祷舞としても最高の位置にあるという。
舞手は、鳥兜に赤の阿形面、脱垂、袴に刀、幣束、扇を採って舞います。
前半の練舞に続いて、面を外しての後半は抜刀しての激しい舞になる。
あまりに激しい舞のため、舞手は水を飲み、足袋を水で濡らして滑らぬようにと準備してからの崩し舞となる。
次に山之神の祓いの舞です。
胴取りの掛け唄
〽 このおん村の、五穀豊穣の御祈祷 守らせ給えや ちいたつごうり 晴るる空かな 晴るる空かな やあほう おもしろやあほう
とやまがさきの さかきわかもと
神子足舞となります
さらに、山之神の本地を語り、太刀舞にて舞い納めます。
動画でどうぞ。
