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2015.11.22 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

小田代神楽 三番叟

本日は、小田代神楽さんの三番叟です。

こちらの式舞では御神楽、山の神に続く三番目の演目となっているようです。

雲張りでの歌は

「よしがのに よしがのに 日は照るとも 常に絶えせぬ鳴る滝の水
鶴殿 亀殿 歌ましあれば 幸い心にまかせたり



一渡りして胴取との掛け合いになります。
掛け合いの終盤で三番叟が
「我らが拍子と申するは、鹿嶋で習いしことなれば、鹿嶋拍子と申して上の拍子も八拍子、三島で習いしことなれば、三島拍子ともうして下の拍子も八拍子、おっとり合わせ 取り合わせて囃してたもれや胴取殿」
と問いかけると銅取が「それ程難しい拍子なら打つとも舞うとも勝手にしたまえ」と太鼓を転がして出す。

IMG_8657.jpg

この日は、真似三番はありませんでしたが、刈田を望む秋の一日に相応しい三番叟でした。

IMG_8658.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.11.22 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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