氷口御祝@千葉家まつり
さて本日は、遠野市の綾織町千葉家まつりの模様をお伝えします。
この千葉家住宅は江戸時代に建てられた遠野市の代表的な南部曲り家で、平成19年に敷地全体が国重要文化財に指定されました。石垣の上に茅葺の建物がそびえ建つ荘厳な屋敷構えが特徴です。南部曲り家とは、オモヤとウマヤがL字状につながる、この地方独特の民家で、千葉家ではウマヤ部分が展示室として公開されています。
ということです。
今回は地域おこしイベントと協力して、直近で結婚した方々が協力しての花嫁道中等も再現されました。.
そして、千葉家の屋敷庭では、ご祝儀を寿ぐ芸能が次から次へと舞いでました。
ということで、この日は岩手県指定の氷口御祝(すがぐちごいわい)保存会がとても良い雰囲気を醸し出していました。
氷口御とは、一列に並んだ男衆の謡曲と女衆の「まがき節」の異なる旋律と歌詞を同時に合唱する地域独特の芸能。始まりは、江戸時代末期といわれ、地域の新築祝い、年祝い、結婚式等に歌われていたものなそうです。
動画でどうぞ。
