中央・中沢浜虎舞@黒崎神社式年例大祭
さて、本日は10月11日に奉斎されました陸前高田市黒崎神社式年大祭から浜降り神事と虎舞について。
4年前の式年大祭では震災直後であったため、神輿は浜に降りることはなかった。
今回はようやく元の形式に戻って奉斎さいた。
神社前で根岬梯子虎舞が賑やかに繰り広げられている中で、行列が鳥居前を出発します。
神官を先頭に、各祭り組の代表者や虎舞、七福神等も供奉して降りてゆきます。
神輿は祭り場を一巡してから浜に降りてきて、御座船に神輿を据えます。
黒崎神社は明治5年以前は黒崎大明神と称し、息長足姫命(神功皇后)を主祭神としていたということで、昔はこの沖を通る船舶は必ず帆を下げ、海上安全・大漁満足を祈願したということです。
以前はこの岸壁のもう少し下の方に御座船を据えて行っていましたが、地盤沈下と波による護岸損壊のため上の方で行わざるをえなくなっているようです。
無事に神事が終わると祭り場へ戻っていきます。
さて、祭り場では祭り組による奉納が続いていました。
今年は以前に比べて少ないとはいえ、喜多七福神と中央虎舞、中沢浜虎舞、太陽太鼓などが出ました。
中でも、浜の祭りの華ともいえる手踊りがほとんど復活できないでいるなかで、見咲樹会の方々が踊りを披露してくれたことは次の祭りへの繋ぎとなったと思います。
尚、次の写真は今から8年前の浜降り神事の際の岸壁での奉納です。これが復活する日もきっとくると思います。
動画でどうぞ。
