赤谷神楽 鞍馬山の牛若丸@日光東照宮
公演に先立つ前日には、舞台の準備をした訳ですが、日光東照宮の山門から二荒神社へ通じる道に沢山の神楽幕(優勝幕)を飾りましが、観光客の皆さんも興味深げに見たり、写真に収めたりしていました。なかなか壮観です。
さて本日は、日光東照宮建立四百年式年大祭南部神楽奉納から赤谷神楽さんの鞍馬山の牛若丸です。
牛若丸が源氏再興を期して、天狗から兵法を修得しようと夜な夜な鞍馬山に登り、天狗と修行したという物語です。
牛若丸です。
おう 我が名は 愛宕山に住まいをなす 太郎坊にて候!
本日は晴天白日なれば、鞍馬山の牛若丸と剣術試合いたして候!
おう 我が名は 熊野山にて住まいをなす 次郎坊にて候!
しかるに 本日は晴天白日なれば、鞍馬山の牛若丸と剣術の試合に来たって候!
しからば装束を改め剣術の試合に及ぶべし!
そこへ大天狗が割って入り、仲裁をするとともにめでたく兵法を修めたことを祝って千代の御神楽を舞い遊ぶべしとなります。
動画でどうぞ。
