狼ヶ志田神楽 岩戸開き@日光東照宮
さて本日は、日光東照宮建立四百年式年大祭南部神楽奉納から狼ヶ志田神楽さんの岩戸開きです。
上演が始まる前に皆で幣束作りです。
見ていると、奉書紙に型で細かい切れ込み線がたくさん書いてあり、正確に線に沿ってカッターで切れ目を入れて丁寧に広げると南部神楽独特の華麗な幣束が出来上がります。
さて、この日の岩戸開きでは青沼大先生が胴を取りました。途中では撥車も披露しておりました。元気です。
最初の登場は天児屋根命、翁の舞です。
神代の始まりを滔々と歌いあげます。
天児屋根命の呼びかけに応じて天宇受売命が岩戸の前で舞を繰り広げます。
次に呼びだされた手力雄命が岩戸を海に投げ込みます。
祭壇の上に太陽が描かれ、その上に岩戸が掛けられていましたが、それを手力雄命が取って投げるという演出でした。
めでたく岩戸が開いたあとは、岩戸崩しの舞です。
四人で大きく舞いますので、ダイナミックです。
動画でどうぞ。
