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2015.09.18 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

長志田神楽 忠信兄継信尋ねの場@北辰神社神楽大会

さて、本日は長志田神楽さんの忠信兄継信尋ねの場についてです。

その前に長下田神楽さんの由来について

「明治26年(1893)、岩手県西磐井郡花泉町の上油田神楽の南部神楽師 佐藤和三郎を師匠に招き、五穀豊穣を祈願して「橋向神楽」として創設されましたが、その後、二つに分かれ、昭和24年(1949)池田清治を師匠に「長下田神楽」として継承され、現在に至っています。」

とあります。現在の代表は猪股一雄さんです。



元暦2年2月、平家を屋島に追い込んだ源氏の大将源義経は、その股肱の臣佐藤継信、忠信兄弟とともに奮戦する場面です。

平家方の猛将平教経が、世に聞こえし強弓に、配下の菊王丸が差し出した管矢をつがえて立ち向かいます。

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源平入り乱れての戦闘が終わり、義経が継信の姿が見えないことを案じ、弟忠信に捜索を指示します

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忠信は夕闇迫る浜辺に兄を探しに行きます

〽 頃は弥生の晦日の晩 暗さも暗いよ ここは何処ぞ皆敵のくに これよりは兄を尋ねるによって 抜いたる太刀を頼りに兄を尋ねに参るなり 

IMG_5861_20150918201506382.jpg

すると、遠くから矢負いの継信が息も絶え絶えに呼びかける。

IMG_5862.jpg

負傷した兄を背負って、弟忠信が主君義経の待つ高松城へと急ぎます

IMG_5868.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.09.18 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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