白岩ささら 盆の門付け
本日は、引き続きお盆特集ということで、秋田県仙北市角館町で伝承されている三匹獅子の「白岩ささら」についてです。
秋田のささら=獅子舞 は、一人立ち三人舞の太鼓系鹿踊で、慶長7年(1602年)に佐竹氏が国替えによって秋田に遷るときの行列で、先頭に立って悪疫退散のためとして木製の楽器(ササラ)を振りながら歩いたことに由来するといいます。
三匹の獅子頭には二本の角があり、それぞれ色が違っている。雄獅子は黒、中立ちが緑、雌獅子が赤。
8月7日に笠揃えをし、盆の13日~16日に雲厳寺をはじめに町内を廻り、20日に笠納めとして舞納める。
この日は送り盆の16日で、白岩ささらが角館町内のおもに町人側の町を門付けして歩いていましたが、本当はその前の日の15日であれば観光行事の「ささら舞」と称する町内三団体による雲厳寺奉納から盆の門付けを見ることができます。
この日は、丁度白岩のささらが門付けをしているのに巡りあったので、駅前の果物屋さんで佛獅子をかけているのを見掛けたので鑑賞です。
店頭には灯明と線香と遺影が設えてあり、その前で獅子が踊ります。
最後にはザッツァカが飛び跳ねるように踊って納めます。
動画でどうぞ。
