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2015.08.15 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

水戸辺鹿子躍 @第5回三陸海の盆in気仙沼

さて、本日は、第5回 三陸 海の盆 in 気仙沼から水戸辺鹿子躍について

水戸辺鹿子躍は宮城県南三陸町に伝承されている鹿踊で、行山流の祖といわれる団体です。

由来から

「行山流の元祖と言われる伊藤伴内持遠が登米郡の伊達式部に召し使われていた頃、品川様(伊達綱宗)が仙台へ入部した。その際に鹿踊を上覧し「ぎょうさんなる踊り」と褒められ、品川様から九曜星の紋、登米様からは輪違いの紋を拝領し行山鹿子躍と称し、装束にそれらの紋を用いたと有る。」

とありますが、一時期中断したものの一関市の舞川鹿踊から舞の伝承を繋いで今日に至るものです。




この日の、鹿踊メンバーは若者連中のようでしたが、気温が30度以上の厳しい暑さの中で頑張っていました。

IMG_4368.jpg

海を背にしての鹿踊は正に水戸辺の鹿踊と言った感じがしました。
そして、この日は三陸海の盆ですので、祖霊慰撫の芸能としての鹿踊の役目を果たしたと言えます。

IMG_4371.jpg

彼らの舞の向こうに唐桑の海に潰えた人々の魂がお盆の行事とともに帰ってきているような、そんな気がする鹿踊でした。

IMG_4387.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.08.15 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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