松圃虎舞 @ 第5回三陸海の盆in気仙沼
さて、お盆です。祖霊や精霊を招き入れ供養するわけですが、その形態も様々。
そこで、11日に開催されました第5回 三陸 海の盆 in 気仙沼の様子をリポートいたします。
(このイベント来年は南三陸町開催を模索中とのことです)
詳細な内容は当ブログ7月18日の記事を参照してください。 ⇒ http://maturinookkake.blog.fc2.com/blog-date-20150718.html
ここは宮城県気仙沼市唐桑半島の先端 波濤の先に見えるのは大島です。
オープニングを飾ったのは地元唐桑町の松圃虎舞です。
まずは、松圃虎舞の由来について
「明治22年、畠山初之助が岩手県気仙郡末崎村(現・大船渡市末崎町)の熊野神社で舞われていた虎舞を習い伝えたといわれており、唐桑町の御崎神社例祭に航海安全や大漁祈願として奉納される。梯子寅舞では12mの長い梯子を登る虎の演舞は圧巻で、テンポのよい打ち囃子や娘手踊りが加わり賑やかに催されるのが特筆される。」
とあります。
打囃子の曲目は通り囃子、松囃子、剣囃子、大漁踊り等があるということです。
剣囃子や大漁踊りは祝い唄として唄われてきたものということなそうです。
yukkiさんの「しの笛」というサイトから歌詞を引用させていただきます。⇒しの笛 - 魔法のiランド
大漁だ満作だ
大漁満作豊年だ
お前百まで
わしゃ九十九まで
共に白髪の生ゆるまで
稲穂を拾うて来なさんせ
大漁だ満作だ
正月二日の初夢に
松竹梅に鶴と亀
高砂夫婦の御仲人で
お前さんと添うトコ夢に見た
最後に虎舞です。この日は梯子はありませんでしたが
地元のみなさんにも楽しんでいただけたようです。
尚、松圃虎舞は正月15日と旧暦6月15日の御崎神社の例祭に奉納ということなそうです。
動画でどうぞ。
