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2015.08.13 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリシシ踊り

金津流石関獅子躍 切り返し @ 第54回北上みちのく芸能まつり

さて、本日は第54回北上・みちのく芸能まつりから 金津流石関獅子躍についてです。

由来について、「江刺の芸能」他から引用する

「寛政5年(1793年)に仙台藩士犬飼清蔵から初代庭元で肝入だった小原吉郎治に巻物が伝授された。
その後、安永8年に宮城郡国分寺村の浦田源十郎から再び皆伝の巻物を伝授されている。
文化8年の供養碑と、寛政5年の巻物の実存から、江刺地方の金津流の元祖であるとされている。」

とあります。

演目の紹介
山野に群れ遊ぶ鹿の情操を表現した所作が特色である。この演目も儀礼的な踊りで、特に3人で踊る「中山狂い」で盛り上がり、女鹿狂い、最後は鹿の子狂いで終わる。


太鼓の調べの後に入り込みになります。

〽 中立入れろや 中立ちなければ 中がすぎない 中がすぎない



続いて本庭です。

中立の安部さんの鹿歌が蝉時雨とコラボします

〽 南より 白き雀は八つ連れて これのお庭に 羽を休めろ 羽を休めろ

DSC04164_20150812162630f60.jpg

続いて、側鹿の三人狂いです。
〽 伊豆の中山越しかけて 小縞を揃え あいをきらばや あいをきらばや

三頭がササラを翻して跳ねながら廻る中山狂いが個人的には好きです


DSC04178.jpg

最後は、側鹿が踊り跳ねる中で白鷺の唄がかかり一堂陣形を揃えて廻ります。

その後に中立をJ中心に鹿の子を回して舞い納めます。

DSC04201.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.08.13 |

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祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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