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2015.08.01 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

大森神楽 田村二代 @ 第38回みちのく神楽大会

さて、本日は大森神楽さんの田村二代について

その前に大森神楽さんの由来について

「大森神楽は昭和45年7月、当時の衣川村立衣川小学校大森分校教諭の佐々木久雄(直木賞作家、三好京三)氏と当時衣川村の教育長で大原神楽の師匠、小坂盛雄氏が中心となり、分校の児童に神楽を伝授したのが始まりである。その後学校教育と関わりあいながら活動し、児童全員に踊り伝えられてきた。平成10年3月に大森分校が閉校になり、保存会としてスタートした」

とあります。現在の代表は佐藤吉訓さんで、この日も胴を取っておられます。



田村三代記からの演目ですが、二代利光が朝廷から預かった宝剣素早丸を携えて、今瀬が淵に出没する悪鬼退治を命ぜられ、霞の源太と海老名の源八を伴って悪鬼退治に向かい、神通の鏑矢で討ち取ったというストーリー。

利光公です。

M1010041.jpg

家今瀬が渕で竜女に立ち向かう霞の源太と海老名の源八。

M1010043.jpg

利光に代わって竜女の首を刎ねた海老名源八。
見事退治したことを祝って千代の御神楽となります。

M1010065.jpg

後半は荒崩しになりますので、舞手が装束を改める間に胴取殿が撥車を披露!

M1010079.jpg

いつもながら迫力のあるエネエルギッシュな荒崩しです。
この日の大森神楽さんは見事優勝の栄冠に輝きました。

M1010085.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.08.01 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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