川北神楽 御所の五郎丸陣屋巡りの場 @第38回みちのく神楽大会
本日は川北神楽さんの御所の五郎丸陣屋巡りの場についてです。
その前に川北神楽さんの由来について
「明治16年に、初代庭元佐藤福男が世話人となり、岩手県西磐井郡萩荘村達古袋神楽の佐藤春吉師匠を招き、部落の若者達に神楽の指導を行い、門出神楽を創設した。
大正初期、一迫町長崎高橋長右エ門師匠の指導を得、現在まで休むこともなく継続されて来た。
その後、昭和41年に一迫町民俗芸能無形文化財」の指定を受けたことを契機に川北神楽保存会と名を改め現在に至る。」
現在の代表は佐藤勝さんです。
太鼓は佐藤了さんです。
建久四年(1193年)、源頼朝が催す富士の巻狩に参加することになった曽我十郎祐成、五郎時致の兄弟は、その場に実父・河津三郎の仇、工藤祐経も来ることを知り、仇討ちを決意します。
しかし、源頼朝の主催する巻狩りでは、従者の小大名の幕内も警護が固く、容易に近づけないことを知ります。
陣屋は折り悪く雨激しく、警戒も一段と巖しさを増し「一の木戸」「二の木戸」は無事に通り超えたが、「二の木戸」は祐経の重臣と宮形八郎重房が警固し通れず、難渋するのである。
五郎丸が曽我兄弟に陣屋の指南をする場面。巻物がいい雰囲気を出してます。
動画でどうぞ。
