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2015.06.17 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

狼ヶ志田神楽 田村二代の巻@第11回神楽共演石越大会

さて本日は、狼ヶ志田神楽さんの田村二代の巻についてです。

その前に狼ヶ志田神楽について定本より

「狼ヶ志田神楽は、文久元年神楽の祖、菅原甚太郎、菅原新右エ門、菅原今朝吉、小野寺長蔵等が、小山、中沢神楽の本庄板太郎より山伏神楽を伝授された。
明治二十五年十一月、菅原甚太郎が上昼沢佐藤家を通して達古袋と縁組をしたことから、西磐井郡萩荘村達古袋阿部徳太郎、小岩彦三郎両師匠より達古袋神楽を伝授された。
達古袋神楽は、達古袋に永住した羽黒山系山伏一七代元道常学院相模坊が指導したと言われる。
大正五年二の台、菱ヶ森、大正八年恩俗、衣川雲南田等に狼ヶ志田神楽を伝授している。
明治二五年初代庭元菅原甚太郎より昭和四四年九代庭元青沼松男に引継がれている。」

この日の胴取は急遽変更で高橋先雄さんです



田村二代は田村三代記の中の田村利光の活躍を描いた場面です。
孝謙天皇から今瀬が渕に住む悪龍を退治せよと勅命がくだり、配下とともに赴き見事退治するという物語です。

出掛かりに八雲立つの神楽歌にのって田村利光、霞の源太盛純、海老名源八が出陣してきます

DSC03417.jpg

悪龍退治ですが、この日は袖幕を利用して鬼面をいかした演出でした

DSC03432_2015061720175382c.jpg

海老名源八がついに悪龍を退治します

DSC03436.jpg

見事退治し、装束を改めてくずし舞です。

DSC03442.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.06.17 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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