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2015.06.14 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ神楽

長下田神楽 豊里舞 @ 第11回神楽共演石越大会

さて、本日からは第11回神楽共演石越大会の模様をリポートします。

この日のプログラムは次のとおりです。

  ・長下田神楽(登米市石越)「豊里舞」
  ・嵯峨立神楽(登米市東和)「三宝荒神」
  ・岡谷地神楽(登米市登米)「矢田部の判官地所検分の場」
  ・狼ヶ志田神楽(奥州市胆沢)「田村二代の巻」
  ・長下田神楽(登米市石越)「牛若丸金売吉次鏡ヶ宿の場」
  ・阿久戸神楽(栗原市志波姫)「小次郎直家先陣争いと矢負の場」
  ・城生野神楽(栗原市築館)「一の谷の合戦」
  ・富沢神楽(一関市弥栄)「法童丸母子対面の場」
  ・達古袋神楽(一関市萩荘)「弁慶安宅の関」
  ・赤谷神楽(登米市石越)「義経中尊寺月見坂の受難」
  ・鶯沢神楽(栗原市鶯沢)「八岐大蛇」

で、最初は式舞として神降ろしの舞(豊里舞)を長下田神楽さんが演じました。




豊里舞は南部神楽の舞庭で最初に場を祓い清めるための舞とされ、翁舞とも称され式舞の一つと位置づけられています。
なので、舞手は最初は直面で登場しますが、胴取りの神楽歌によって式舞の部分になると翁面を付けて舞を演ずるという二段構成になっています。
この辺が、南部神楽の元の形を垣間見る残照と言えるかもしれません。

DSC03344.jpg

動画でどうぞ。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.06.14 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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