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2015.06.03 | Comments(0) | Trackback(0) | カテゴリ祭り

旭岡山神社ぼんでん@ 東北六魂祭郷土芸能ステージ

さて、本日は横手市の旭岡山神社のぼんでん奉納祭りのステージからですが、まさか真夏にボンデンを見るとは思いませんでした。

秋田県でぼんでんと呼ばれる祭りは大小合わせて80ぐらいあり、雄物川沿いに平鹿、大雄、横手、大曲、秋田などで小正月から5月にかけて行われている五穀豊穣を祈る祭りである。

この日の会場は気温30度近くになる中でのぼんでん担ぎは相当きつかったのではと思います。



ということで、本来の祭り場面を2001年と2008年に観覧した際の画像を掲載してみます。
六魂祭ステージではぼんでん披露と道行唱の歌上げがありましたが、実際の祭りは次のとおりです。

毎年2月17日(かまくら祭りの最終日)朝から横手市役所前のかまくら通りに各町内、企業、学校、団体などが制作した高さ5m、30kg程の頭に装飾を施したぼんでんが集合します。(前日にはぼんでんコンクールが行われ賞が決められます)

DSC03099_201506032137110ae.jpg

午前10時に花火を合図に、ぼんでんを掲げて旭岡山神社を目指して練り歩きます。
豪雪地帯の横手でも、最も雪の多い季節なので、沿道の家の屋根にも沢山の雪が積もっていますが、色とりどりのぼんてんが真っ白な街の風景に良く合います。

梵天5

1本の棒の上に思い装飾ぼんでんが載っているので、これを倒さずに掲げて歩くのは力技といえます。
まさに横手若集の心意気といったところでしょうか。 ジョヤサ、ジョヤサの掛け声も一層大きくなります、沿道の観衆も大きな拍手で出迎えます。

梵天4

約3kmほど離れた神社の山門に到着するのが11時頃、各ぼんでんは先を競って山門を潜ろうとしますが、他の組がそれを阻止しようともめます。

DSC03168_20150603213714b94.jpg

ぼんでんがひととおり山門を潜ると先を争って山上の本殿までの900m程の山道を一気に駆けあがります。結構きつい斜面ですが、ジョヤサの掛け声を聞きながら登って行くと意外にあっという間に本殿境内へ。

DSC03249.jpg

境内では、祭りのクライマックスの宮入りを見ようと多くの参拝者が待ち構えていました。

ぼんでんは幣束、すなわち神霊の依代の意味合いがあります。これを無事に本殿へ奉納する事こそがこの祭りの本懐であるとされています。五穀豊穣や除災招福等の切実な願いがこもっているのです。

さて本殿前では、ぼんでんを奉納しようとする者たちと、それを阻止しようとする者たち両者入り乱れる。
先に奉納を終えた者達は後から来る者達ともみ合いになるが、人手の少ないぼんでんは、1本では簡単に押し戻されるので2・3本まとまって突っ込む。これも無事奉納するための作戦。
激しいもみ合いで、この日のために趣向をこらして作ったぼんでんもボロボロになり、若者たちも勢い余って喧嘩を始めることも。

横手の旧正月は春までまだ遠いが、豪雪をも溶かす男たちの熱気に溢れた敬虔な祭り行事といえる。
是非御覧ください。

梵天6

動画でどうぞ。



場所はここです。

テーマ:伝統芸能 - ジャンル:学問・文化・芸術

2015.06.03 |

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Author:祭りの追っかけ
祭・・・それは祈り、畏れ、そして縋り付くばかりの信仰、神人共生の歓びの象徴。さて、明日のエネルギーの糧を求めに彷徨おう。

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